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大人スケーターのためのスケーティングワークショップ
(@大阪府立臨海スポーツセンター)開催のお知らせ

  この度、9月23日(月・祝)に、NPO法人関西スケート振興会(臨海スポーツセンター所属フィギュアスケートコーチの先生方)と、関西で大人スケーターを中心に指導されている澤田亜紀コーチとタッグを組んで、「大人スケーターのためのスケーティングワークショップ」を開催いたします。
 昨年冬に私の大学時代の先輩である澤田コーチから、「共にワークショップを開催しないか」とのご提案をいただきました。そこからこの企画を温めてきましたが、大西勝敬先生をはじめNPO法人関西スケート振興会に所属する先生方と、同会会長の高林永統さんのご協力を賜り、ようやく満を持して開催できる運びとなりました。


 本ワークショップは、初級〜2級程度の資格(あるいは、それに相応する技能)を持つ大人スケーターと学生スケーターを対象とした、スケーティング技術およびプログラム実演能力開発のためのワークショップです。私をはじめ、澤田コーチ、臨海スポーツセンター所属のフィギュアスケートコーチの先生方が、ワークショップ参加者に対して氷上レッスンとフロアレッスンの二つの特別レッスンを提供します。


 氷上レッスンでは、参加スケーターのレベルに応じたステップワークの練習を行ったのち、私が振り付けた45秒ほどのエチュード作品を参加スケーターに振り渡します。振り渡しの過程では、よりよく表現するためのコツなどを私のデモンストレーションを交えながらレクチャーし、全員がエチュード作品を滑り切れるよう丁寧にレッスンを行います。なお、本ワークショップにおいて教材として用いるエチュード作品は私の新作振付(後日、詳細を発表)となります。氷上レッスンの最後には、参加スケーターによるエチュード作品のミニ発表会を実施し、講評を行います。


 次いで、フロアレッスンでは、私が2020年以来取り組んでいる「フィギュアスケーターのためのバレエ入門」(フィギュアスケーターの表現力向上を企図したバレエレッスン)を応用し、バレエの基礎や身体のコンディショニング方法を学ぶためのレッスンを提供します。このフロアレッスンの参加者としてはまず第一に上記の氷上レッスンに参加するスケーターが想定されておりますが、スケーターでなくてもバレエの超入門スキルを体験したり、ストレッチ法を学びたいという方はどなたでも参加可能です。


 以上の氷上レッスンとフロアレッスンを通じて、参加者が楽しくスケーティングや実演能力を育み、なおかつ、一つの作品(エチュード作品)を滑り切る達成感を創造して分かち合うことが、本ワークショップの理念になります。ご興味がある方は、ぜひ奮ってご参加ください。なお、本ワークショップは見学者も受け付けております。参加者枠と見学者枠それぞれに定員がございますので、参加もしくは見学をご希望の方は、お早めにお申し込みください(定員あり先着順)。


 7月23日現在、すでに多くの方々にお申し込みいただいており、定員まで残りわずかとなっております。と言いますのも、当初このワークショップは、澤田コーチと臨海スポーツセンター所属コーチに師事する大人スケーターを対象に実施するものとして企画されました。そのため、こうして本ワークショップに関する情報を一般公開する前に、上記に示した対象者には事前にお申し込みいただきました。ただ定員数が対象者数よりも若干多いということと、このような有意義な企画は一般に広く公開したいという我々企画者の思いから、若干数ではございますが、一般申込を受け付ける次第です。なお、見学者枠についてはまだ余裕がございますので(ただし定員はあります)、ぜひ奮ってご参加いただけますと幸いです。
 本ワークショップの詳細や申込方法については、以下のリンクよりご確認ください。


■「大人スケーターのためのスケーティングワークショップ」詳細・申込フォーム:
https://forms.gle/uGmtDxWJc4DQwWeV9


 私自身初めての氷上ワークショップですが、念願かなってエチュードプロジェクトをYouTube以外の場にて実践に移せることを大変嬉しく思っております。このワークショップで初披露するエチュード作品第二弾も、スペシャルアーティストとのコラボレーションによって制作されるものです。私も氷上にて参加者の皆さんと滑って、この作品の初デモンストレーションを行いたいと思っています。
 またフロアレッスンにおいても、バレエのデモンストレーションとしてPas de Troisで上演した作品の中から一作品を実演する予定です。


 私にとって選手時代の最後の日々を支えてくれた大阪府立臨海スポーツセンターにて多くの方々と、再びお会いできましたら幸いです。


2024年7月23日
町田 樹



米国スケート連盟が示した「音楽著作権処理に関する方針」についての解説とフィギュアスケート界への提言

 現在、音楽之友社のウェブメディアであるONTOMOでは、フィギュアスケートと著作権の関係について語った、橋本阿友子弁護士(骨董通り法律事務所)と私町田の対談を掲載していただいております。これまでフィギュアスケート業界では、選手やコーチ、振付師などの関係者に対する著作権啓発が行われてきませんでしたので、このONTOMOの記事をきっかけに1人でも多くの業界関係者が音楽著作権に関心を持っていただけたら嬉しく思います。


 さて、実はこうして橋本先生との対談記事を連載している最中、なんともタイムリーなことに、米国においてフィギュアスケートと著作権の関係をめぐる大きな出来事がありました。
 6月下旬に、米国スケート連盟(U.S. Figure Skating)「フィギュアスケートの音楽著作権処理に関する方針」(“U.S. Figure Skating Music Policy”)を示したのです。フィギュアスケートの競技連盟が「著作権処理に関する方針」を示すことは、世界的に初めてのことです。
 この方針を通じて米国スケート連盟は、米国内のスケーターやコーチ、振付師に対して、プログラムで使用する音楽著作権のクリアランスを、自らで適切に行うように要請しています。
 ただ全ての権利処理手続きを選手自らで行うことは極めて難しいため、米国スケート連盟は、米国の大手著作権管理団体であるASCAP(米国作曲家作詞家出版社協会)BMI(放送音楽協会)の2団体と交渉し、この2団体によって100パーセント管理されている楽曲の包括的利用権を取得したようです。これに伴い、米国スケート連盟に所属する競技者は、同2団体が包括利用権を認めた楽曲を著作権者から直接許可を得ることなく利用できるようになりました。


 まだこの方針については、米国スケート連盟に所属するスケーターたちに対して内示されているに過ぎないため、依然として情報が乏しい状況です。しかし、今回の事態の重要性と緊急性に鑑み、現時点(2024年7月7日)で明らかになっている一次情報に基づき、米国スケート連盟が出した方針の要点と、同連盟の方針が今後、全世界のフィギュアスケート界に与え得る影響について、著作権研究者の立場で解説および提言するコラムを執筆しました。
 このコラムについては、以下のリンクからアクセスできますので、橋本先生との対談記事と併せてお読みいただけましたら幸いです。フィギュアスケートのみならず、音楽を用いる全てのアーティスティックスポーツに共通する内容となっておりますので、広くスポーツ界や音楽界に届くことを祈っています。


◆町田樹「米国スケート連盟が示した「音楽著作権処理に関する方針」についての解説とフィギュアスケート界への提言」(researchmap):
https://researchmap.jp/blogs/blog_entries/view/556776/4b0cecd4c42acfb15581cae1be3e2fa0?frame_id=1089454


「橋本阿友子さん×町田樹さん特別対談#1――フィギュアスケートと音楽著作権の関係を語る!」
『ONTOMO』(ウェブ記事), 音楽之友社, 2024年6月10日


「橋本阿友子さん×町田樹さん特別対談#2――フィギュアスケートの振付・音楽演奏と著作権」
『ONTOMO』((ウェブ記事), 音楽之友社, 2024年6月30日


◆「「橋本阿友子さん×町田樹さん特別対談#3――フィギュアスケートの音楽編曲と著作権」
『ONTOMO』(ウェブ記事), 音楽之友社, 2024年7月22日



2024年7月20日
町田 樹



Pas de Trois公演記録公開のお知らせ

 大変遅くなりましたが、4月27日・28日に東京文化会館小ホールで開催いたしました《Pas de Trois――バレエとフィギュアに捧げる舞踊組曲》の公演記録を公開いたしました。当初6月1日の公開予定でしたが、公演記録の作成に時間がかかり、公開が遅れてしまいました。心よりお詫びを申し上げます。

 同記録は、この度新たに開設いたしました当ウェブサイトの「バレエ関連プロジェクト」のページにてご覧いただくことができます。以下に、「バレエ関連プロジェクト」ページと公演記録へのアクセスリンクをそれぞれ記載いたしましたので、こちらからアクセスすることも可能です。

 公演記録には、主催者である(公財)日本舞台芸術振興会からご提供いただきました公演公式カメラマンである松橋晶子さんの素晴らしい写真も掲載されております。ぜひご覧ください。


■「バレエ関連プロジェクト」ページ:
http://tatsuki-machida.com/art-project/ballet/index.html


■《Pas de Trois 2024》公演記録:
http://tatsuki-machida.com/art-project/ballet/pdf/Pas-de-Trois-2024_Record.pdf


 最後に、Pas de Troisの公演にお越しくださった全ての皆さまに、心より感謝を申し上げます。私にとってはバレエダンサーデビューの公演で、(フィギュアスケートの公演は百戦錬磨ですが笑)不安も大きかったのですが、皆さまの温かく情熱的な眼差しに抱かれながら踊ることができましたおかげをもちまして、私たちチームPas de Trois一同が皆さまに届けたいと願った作品と実演を、舞台上にて無事に形にすることができました。この経験を糧に、次なるクリエーションに繋げてまいりたいと思います。

 ぜひ上記の公演記録と共に、Pas de Troisの舞台を思い起こしていただけましたら幸いです。


2024年7月8日
町田 樹



プリンスアイスワールド中夜祭のお知らせ

  プリンスアイスワールド(以降、PIW)公式アンバサダーとして、今季のPIW公演とそれに伴う中夜祭について、お知らせいたします。
 いよいよプリンスアイスワールドの新シーズンが27日に開幕いたします。昨年に引き続き演出家・菅野こうめいさん率いる今季のPIWは、「ア・ニュープログレス――ブロードウェイ・ロックス」と題して、ロックジャンルのミュージカルナンバーに挑戦します。昨年よりもチャレンジングなことに取り組んでいきたいと菅野さんがおっしゃっていた通り、ミュージカル・オン・アイスの新しい形が姿を現します。4月27日(土)から5月5日(日)まで上演いたしますのでぜひ、会場であるKOSÉ新横浜スケートセンターにてご覧いただけましたら幸いです。
 またアンバサダーとしての私は、5月2日(木)に新横浜プリンスホテルにてプリンスアイスワールドの中夜祭イベントを開催いたします。詳しくは、以下の公式サイトをご覧いただきたいのですが、一次会イベントでは、PIWキャストの吉野晃平さんと小平渓介さんをお招きし、「今季のPIWの魅力」と「フィギュアスケートの振付論」の二つのテーマで鼎談いたします。
 また二次会イベントでは、私が出演するバレエ公演Pas de Troisの舞台裏に関するトークとそれにまつわる特典映像を上映する予定です。加えて、昨年9月より私が水面下で挑戦してきたプロジェクトについても特典映像付きでお話ししたいと思います。二次会で上映する映像はいずれもこのイベントでしか公開しないものですので、ご興味のある方はぜひ振るってご参加ください。
 それでは5月2日に新横浜プリンスホテルで皆様とお会いできますことを楽しみにしております。


■プリンスアイスワールド2024-2025特設サイト:
https://www.piw-official.com


■プリンスアイスワールド中夜祭イベント公式サイト:
https://www.princehotels.co.jp/shinyokohama/informations/piw2024event/


2024年4月25日
町田 樹



Pas de Troisティザー映像第二弾公開のお知らせ

 Pas de Troisに参画してくださっている映像作家の加藤清之さん(グランシエルピクチャーズ)より公演のティザー映像第二弾が届きました。
 今回は、出演者である私と高岸直樹先生、上野水香さんのインタビューを基調としたティザー動画になっています。これまで加藤さんが私たちの制作過程に密着して撮り溜めてきてくださった映像も用いられており、見応えがあるものに仕上がっておりますので、ぜひ公演前に一度ご覧いただけましたら幸いです。


■ティザー映像第二弾
https://youtu.be/hFNmIWQ-oRs


2024年4月24日
町田 樹



Pas de Troisのティザー映像第一弾公開のお知らせ

 いよいよ舞踊公演《Pas de Trois――バレエとフィギュアに捧げる舞踊組曲》が、二週間後に迫って参りました。私たち演者と制作陣一同、一丸となり公演に向けて鋭意準備を進めております。現時点で、すでに大変素晴らしい舞台になっておりますので、ぜひご期待いただけましたら幸いです。
 私自身、2018年にプロスケーターを引退して以降、一度もプロの演者として表舞台には立っておりませんでしたので、久しぶりの表舞台となり、とても感慨深く思います。昨年夏以降、身体づくりをゼロからはじめ、新作を振り付けし、徐々に舞台を形作ってきましたが、本舞台の芸術監督を務めているAtelier t.e.r.mをはじめ、共演者の高岸直樹先生、上野水香さん、そして、主催である日本舞台芸術振興会(NBS)の皆様、パンフレットやグッズ制作、事前取材等でご協力頂いている新書館の皆様、舞台衣装にご協力頂いているチャコットの皆様のおかげをもちまして、舞台完成まであと一歩のところまで歩んでくることができました。あと二週間、最高の舞台にすべく全力を尽くしていきたいと思います。
 そして、今回の公演にも参画してくださっているカメラマンの加藤清之さん(グランシエル ピクチャーズ)が、これまで撮り溜めてきた日頃の稽古模様を編集し、ティザー映像第一弾を創作してくださいました。動画概要欄に公演の詳細情報も掲載しておりますので、ぜひ以下のリンクよりご覧ください。
 演者・制作陣一同、新緑爽やかな上野にて、皆様のお越しを心よりお待ちしております。


■ティザー映像第一弾《Pas de Trois――バレエとフィギュアに捧げる舞踊組曲》
https://youtu.be/7ljIyNQlNQg


2024年4月12日
町田 樹



舞台出演(4月27日)のお知らせ

NBS(日本舞台芸術振興会)から昨日告知されましたように、初めての舞台公演を演出・振付・出演することになりました。高岸直樹、上野水香という類い稀な踊り手と共に三人で、この舞台を創り上げることを心から光栄に思います。


本公演の監修・構成はAtelier t.e.r.m によっており、テーマは「敬愛と献呈」—— 。
バレエ作品とフィギュア作品が交錯する、新しい試みを目指しています。その上、それぞれの楽曲の演奏が舞踊に最もふさわしいものを選び抜き、録音演奏の魅力を伝統ある音楽ホールで心ゆくまで味わって頂けるよう工夫しました。


舞台演目はすべて、高岸先生と町田による振付で、新たに創作しています。
現在絶賛振付中で、新たな試みに三名ともわくわくしながら準備を進めています。
その模様は随時、新書館の『ダンスマガジン』や『ワールド・フィギュアスケート』でお伝えしますので、楽しみにしていてください。


ちなみにフィギュアスケート作品《継ぐ者》の上演は、プリンスアイスワールドのご厚意により、未公開映像をご覧頂きます。


新緑の萌え立つ春の上野で、皆さまにお会いできますことを、心から楽しみにしております。


2024年2月6日
町田 樹



■公演情報  →詳しくは、https://www.nbs.or.jp/stages/2024/pdt/

作品名:Pas de Troisパ・ ド・トロワ —— バレエとフィギュアに捧げる舞踊組曲
(NBS〈上野の森バレエホリデー〉参加作品)

公演日:4月27日(土) 
1回目 13:45~14:55
2回目 18:30~19:40
*いずれも70分、途中休憩無し

公演場所:東京文化会館小ホール(JR 上野駅公園口すぐ)
主催:公益財団法人日本舞台芸術振興会
特別協力:株式会社新書館
衣裳提供:チャコット株式会社
映像提供:株式会社新書館、プリンスアイスワールド

監修・構成:Atelier t.e.r.m
振 付:高岸直樹、町田樹
演 出:高岸直樹、上野水香、町田樹
出 演:上野水香、町田樹、高岸直樹


■チケット先行販売

NBSクラブ・アッサンブレおよび新書館「ワールド・フィギュアスケート」購入者限定先行販売もあります。
新書館経由の先行販売については、以下のサイトをご覧ください。

新書館先行販売情報:https://www.shinshokan.co.jp/book/b640382.html


■プログラム


I Joie de vivre 生きる歓び

1 《エオリアンハープ》
音楽:フレデリク・ショパン/振付:高岸直樹
上野水香・町田樹・高岸直樹
2 《楽興の時》
音楽:シューベルト=ゴドフスキー編曲/振付:町田樹
上野水香
3 《プレリュード》
音楽:クロード・ビュッシー/振付:高岸直樹
高岸直樹・町田樹


II Fryderyk フレデリク

4 《別れの曲》【フィギュアスケート映像上映】
音楽:フレデリク・ショパン/振付:町田樹
町田樹
5 《ノクターン》(Op.posth.72/1)
音楽:フレデリク・ショパン/振付:高岸直樹
町田樹
6 《ノクターン》(Op.9-2)
音楽:フレデリク・ショパン/振付:町田樹
高岸直樹


III Widmung 献 呈

7 《継ぐ者》【フィギュアスケート映像上映】*未公開映像
音楽:フランツ・シューベルト/振付:町田樹
町田樹
8 《献呈》
音楽:シューマン=リスト編曲/振付:町田樹
上野水香

新年のご挨拶と、最初のお知らせ

 年明け早々、受け止めきれないほどの厄災に見舞われております。
 被災地の方々に心からお見舞い申し上げますと共に、本年の皆さまのご健康とお幸せを心よりお祈りいたします。
 私も厳しい時代を胸に刻み、今年も様々な活動に邁進してまいりたいと思います。




 さて、新年早々に一つお知らせができることを嬉しく思います。
 NBS(日本舞台芸術振興会)からすでに告知がありましたように、今年の4月27日(土)に、生まれて初めての舞踊公演に臨むことになりました。


 私のバレエの師匠・高岸直樹先生、およびバレエホリデーで4年にわたって対談をさせて頂いた上野水香さんとユニット(Pas de Trois パ・ド・トロワ)を組み、上野の東京文化会館小ホールにて、舞踊作品《バレエとフィギュアに捧げる舞踊組曲》を上演(計2公演)いたします。


 私も実演および作品振付の双方で関わりますので、初めての挑戦にわくわくしております。
詳細は後日発表いたしますが、Atelier t.e.r.m 監修のこの公演《バレエとフィギュアスケートに捧げる舞踊組曲》には、実は色々な仕掛けがあり、GWスタートの新緑の季節に、皆さまにご覧頂くのを楽しみにしております。


 何よりも上野水香さんそして高岸直樹さんは、皆さまよくご存じの通り、世界最高の舞台を数多く踏まれた超一流の踊り手です。日本舞台芸術振興会のご支援によって、そうしたお二人とこの舞台を創造する機会を得たことを、私は何よりも光栄に思っております。
 お二人との長年の交友に感謝し、なおかつこれまで自分が培ってきた身体技能と振付経験を最大限発揮して、皆さまのご期待に添うような舞台にすべく、頑張って参ります。


 なるべく多くの皆さまと上野の春にお会いいたしたく、どうかよろしくお願い申し上げます。


2024年1月9日
町田 樹


■公演情報
作品名:Pas de Troisパ・ ド・トロワ —— バレエとフィギュアに捧げる舞踊組曲
(NBS〈上野の森バレエホリデー〉参加作品)
公演日:4月27日(土) 開演時間調整中※1日2回公演
公演場所:東京文化会館小ホール(JR 上野駅公園口すぐ)
監修・構成:Atelier t.e.r.m
振 付:高岸直樹、町田樹
演 出:高岸直樹、上野水香、町田樹
音 楽:フレデリク・ショパン
クロード・ドビュッシー
フランツ・シューベルト
ロベルト・シューマン
フランツ・リストより
出 演:上野水香、町田樹、高岸直樹
チケット販売情報:2024年1月下旬発表予定
特別協力:株式会社新書館
衣裳提供:チャコット株式会社


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